コンパクトシティは良い構想だと思います。思っていました。
日本は人口減少する。今、1.3億でも、そのうち1億を切る。
そうすると今と同じ社会体制は維持できないでしょう。
ただでさえ、過疎の村は更に人口がへり行政が維持できなくなる。
過疎とはいかなくても広範囲に街が広がっているところはさらに密度が薄くなり効率が悪くなる。
そうすると、ぎゅっと凝縮したコンパクトシティが必要になるでしょう。
行政の手で、住民の領域を集積去せることができれば、
街づくりもやりやすくなる。そう考えていました。
ところが、このニュースを読むと。。。
「コンパクトシティ」が都市を滅ぼす――暴走する国土交通省(PART2)、そして何もなくなった
http://blogos.com/article/87921/
ポイントをまとめると、秋田市は市内の郊外に建設されるはずだった
大型ショッピングセンター(「イオンタウン」)の出店を許可しなかったにも関わらず、
街の中心部の活性化(「コンパクトシティ」)の切り札であった施設が
わずか2年も経たぬうちに失敗した、ということである。
つまり、秋田市の市民は何も得ていないのである。「イオンタウン」も
「コンパクトシティ」もどっちも得ていないのである。
このままでは秋田市は全てを失うことになるだろう。
「そして何もなくなった」では遅い。
秋田市は「コンパクトシティ」を諦めて「イオンタウン」の
建設を許可するべきである。国土交通省の言いなりになる必要はない。
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しかし、一方で、イオンも赤字なればいずれは撤退するわけで、
企業と組んでやるにしても、撤退リスクの回避策があるのかは考えていかないといけないですね。