守谷市の魅力を市民がPR

守谷市

守谷市が今年度から取り組むシティプロモーションのマネジャー進藤道子さん(37)が、
6月から市のツイッターやフェイスブックで情報発信を始めた。
街の魅力を「市民目線」で市内外に幅広くPRして、定住促進を図ることなどが狙いだ。

 「『主婦が幸せに暮らせる街』ランキングで、守谷市が全国第8位に選ばれました~!」

 市公式フェイスブックに1日、学研パブリッシング(東京)が
発行する主婦向け雑誌の特集記事を手にする進藤さんが、写真付きで掲載された。

「守谷市では、『夫と一緒にモールにいく』など、夫婦仲の良さが際立つ声が多く聞かれました」
と記事の内容を紹介すると同時に「街では週末には、ショッピングカートを押して
奥様のお手伝いする旦那さまをよく見かけますよね」と感想も書き込んだ。

 同市は若い世代を中心に人口が増えているものの、将来的な減少もにらみ、
本格的に市の魅力を発信するシティプロモーションを始めた。
「守谷が、もっと、好きになる。」をテーマに、
主に市の事業や業務にまつわる内容で、地元フリーペーパー元記者の進藤さんが取材し
「親しみを持って見ていただける内容」で執筆している。

 進藤さんはつくば市出身で、新潟大、筑波大大学院を経て、
国際見本市の企画運営会社「リードエグジビションジャパン」
(東京)に就職。2010年に横浜市から守谷市に移り住んだ。
現在は夫と2女の4人で暮らしており、市の魅力について「緑が多く買い物もしやすいところ」と話す。

 つぶやきや投稿は1日1回を目標に更新しており、
内容に共感する「いいね!」も多くなってきている。
市職員としての任期は2~5年。
進藤さんは「そこで暮らす市民だからこそ感じる魅力がある。
キャッチコピーなども含め、市のイメージ戦略を形作っていきたい」と抱負を語っている。

http://www.yomiuri.co.jp/local/ibaraki/news/20140609-OYTNT50224.html