コンパクトシティは失敗だったのか?

 

コンパクトシティはなぜ失敗するのか 富山、青森から見る居住の自由
http://news.yahoo.co.jp/feature/423

 

都市をコンパクト化すれば、郊外に広がった商業・居住エリアから空洞化した中心街に活気を取り戻せる上、インフラ維持管理などの行政サービスも効率化できる。そのためコンパクトシティ政策は、秋田県秋田市、栃木県宇都宮市、新潟県長岡市など多くの自治体で再開発のテーマに掲げられていった。

税収が減っても、住民サービスはなかなか減らすことがデキない。広域に広がると効率は悪い。だから、町を集約してコンパクトな行政をやることは間違っていない。 一方で、住むところや商業施設をコントロールすることは難しい。

どうしたらいいのか。町ごと集約するっていうのはやはり自治体には難しいのではないか。 ただ地方の最大の事業は自治体の運営それ自体になっている。 つまり自治体のサービス提供拠点はどんどん集約して効率化すれば、それなりに コンパクト行政シティは実現できる。 その上で民間側がどうするかか・・ 難しいですね。

「人口減少などで税収が減る中、街のすみずみまで道路や学校をこれまでと同じように維持管理していくのは無理があります。また、人が減ったことでスーパーや病院、公共交通などが撤退すれば、暮らし自体も困難になる。コンパクトシティはそれらの諸問題を解決する処方箋だったのです」